技法としては、ギリシャ時代からある記憶術を基本にしているので、方法自体はかなり似ていると思います。一番の違いは、記憶力の向上は入り口に過ぎず、「記憶力を二日間で向上できた」という体験を通じて、自分に対する自信が付き、人間力の向上にもつなげる事を意識して作られたプログラムであるという点です。
アクティブブレイン開発者の小田全宏氏は、記憶の専門家ではなく、松下政経塾を卒塾後、30年以上も、企業や各種団体に対しての人材育成に携わってきたバックボーンがあるので、人間教育・人材教育の手段としてアクティブ・ブレインを位置づけているのが、他の記憶法との大きな違いです。
一番大きな違いは記憶力を向上させる目的を明確にする事に重点を置いている所と、人生を生きていく上で参考になる物の見方や考え方も同時に学べます。
実際に受講された方の感想文を読むと、記憶力の向上以上に人間学のエッセンスを学んだ事による評価が高いです。